納骨堂と両墓制と手元供養

お墓の事

納骨堂についてもう少し書きたいと思います

納骨堂は京都に限らず、全国にたくさんあります。
でも、お墓を作る土地がなくなってきたんですよね
限りある寺の境内で、お墓を建てるのにも限界があります。

新たな墓地を作る事は大変です。
だから、多くの寺院が納骨堂を作りはじめたと聞いています。

それに、お墓って、大きな収益を生まないんです。
お墓の管理費はまだまだ低額です。
有名な大本山の塔頭で20,000円/年くらいです
(ちなみに天が瀬メモリアル公園は3000円です)
お寺からすれば、墓地の運営をするより、納骨堂を作って、遺骨を多く預かる方が、運営上、相応しいのかもしれません。

納骨堂でもいろいろあります。
後々の家族の墓参も考えて、だれでも墓参しやすく、空調も整備された納骨堂は家族も喜んで故人を参る事ができます。やはり高い料金がかかります。管理費も必要です。

もうひとつは、誰もお参りはできない納骨堂。
阿弥陀仏の加護の下、お骨を預かって頂くだけの納骨堂。霊堂とも呼ばれています。
墓参を目的としないので、ひっそりと薄ら寒い地下が多いです。墓参はご本尊に手を合わすだけです。霊堂に入る事は少ないようです。

村上の義父・義祖父・義祖母も菩提寺の納骨堂に入っていました。京都駅より10分くらいのところにある寺の中にありましたが、ほとんど行かなかったですね。
墓参に行くと必ず納骨堂をご住職に開けてもらわないとあきません。そうなるとお布施が必要なんですよね。良心的なお寺もありますが、やはり住職のお手を煩わすわけですから、お布施は必要です。

年に数回、○○法要と称して、お勤めのお誘いがあります。
義母はいつもお布施を包んで出て行きます。

だからちょっと会いたくなってお墓参りに行きたい・・・。
こんな事ができないのです。いちいち、邪魔くさいものです。
そんな気持ちが出てきて、寺の納骨堂から改葬しました

いつでも、気楽に会いにいける。それもいい環境で・・・。
桜下庭園樹木葬はいつでもお墓参りに行けます。お布施も要りません
会いたい時に会いにきてください。

家族で墓参り

後、納骨堂は土に還れませんね。ここが大きな問題です。
人間て、最後は土に還るのが、穏やかでいいですね。
でも、実家のお墓は遠くにあり、なかなか墓参りもいけない
だから、墓参りだけのために、近くの納骨堂で・・・この考え方は、いいと思います

昔から、両墓制といって、ご主人を分骨して、真骨を墓参用の納骨堂に入れて
余骨を、家族のお墓に入れる。奥様からすれば、お骨を親元に返してあげる。そんな思いです。であれば、納骨堂は便利ですね。

しかし、近年では、手元供養という概念ができてきたので、家で祀りたい方も増えてます。両墓制も、もう、話する方もお見受けしないですね。遺骨の一部を家に置いて、小さなオブジェに入れて、祀ります。仏壇のように、たいそうなものは不要です。手元供養のオブジェと写真とお花で十分です。ようは気持ちの問題です。でも、遺骨は、ちゃんと家族のお墓に入ってます。

納骨堂に納めたら、供養は完了・・・ちょっと違います。納骨堂は、とりあえず納めても、未来永劫に祀れる事はないと思います(一部を除いて)。
納骨を済ませた遺族も、いつか自分も歳をとり、祀る事ができなくなるんですね。
だから、その時は、お寺様の力を借りて、土に還してもらって、供養してもらうのがいいですね。