【お客様の声】法名・戒名って本当に要るんですか

 

おかんの戒名

法名・戒名

【お客様の声】戒名って本当に要るんですか?

よく、聞かれます。「戒名って何なんですか」「絶対に要るんですか」「母親は戒名は要らないって言ってました」・・・戒名・・・ほんと、難しい所です。戒名にはすごく深い意味があります。ご僧侶から聞いた話ですが、戒名とは、釈迦の戒めを受け入れる(受戒する)事で、頂く名前です。また、生前でもらっておくものと言われています。しかし、生前でもらい損ねたものが、葬儀の時に、もらうようになったそうです。しかし、絶対に必要でしょうか。まず宗教によって、考え方も違います。全ての人間が、マイナンバーのように強制的に付けられるものであれば、皆さんがつけられますが、例えばキリスト経の信者様や神道の信者様はもらわれないです。また、創価学会員様も多いです。また、無宗教で葬儀をされた方、葬儀のご僧侶にお世話にならず、音楽葬などをした方は、戒名を授けていただくご僧侶がおられない。やはり、現状は葬儀に時に使う白木の位牌には、戒名を書きたいものです。俗名でもいいそうです。位牌には、俗名を書いて「位」の文字を最後につければいいそうです。また、質問でありましたが、「お母さんは戒名は要らないと言ってました」・・・じゃあ、お父様は戒名もらってられませんか?遺族として、父親が戒名をもらっていたら、母親にもつけてあげたいですね。葬儀においては、特にご僧侶にお世話になる葬儀をされた場合、必ず、その宗派に応じた法名(浄土真宗)、法号(日蓮宗)、戒名(その他宗派)を頂きます。やはり、日本は、まだまだ仏教徒が多いので、葬儀をされる時は、ご僧侶のお世話になります。だから、まだまだ、戒名は無くならないと思います。でも、その授かった戒名をどれだけ大事にされるか?その価値観が変わってくると思います。これは、ご僧侶とお客様との間にいる、村上の私見です。

京都天が瀬メモリアル公園 光明寺参事 村上