- 1. 樹木葬を深堀します
- 1.1. 樹木葬て何なの?
- 1.1.1.1.1. 墓標が樹木
- 1.1.1.1.2. 桜の木の根元に埋葬
- 1.2. 樹木葬の成り立ち
- 1.2.1. 合祀墓?
- 1.3. 樹木葬の進化
- 1.3.1.1.1. 樹木葬でも夫婦は一緒
- 1.3.1.1.2. 樹木葬でも2人一緒に入れるように
- 1.3.1.1.3. 故人の名前を残す
- 1.4. 樹木葬が人気
- 1.4.1. 程度も様々
- 1.4.2. プレート葬
- 1.5. 樹木葬=永代供養のお墓?
- 1.5.1. 全ての樹木葬は永代供養じゃない
- 1.5.2. お寺の樹木葬は永代供養墓
- 1.6. 民間の霊園墓地の樹木葬は?
- 1.6.1. 永代供養は管理者次第
- 1.7. 管理費が必要な樹木葬?
- 1.7.1. 桜下庭園樹木葬は管理費不要
- 1.7.2. 一般的な樹木葬は管理費が必要
- 1.8. 樹木葬は個別石棺?
- 1.8.1. 当初の樹木葬は埋めるだけ
- 1.8.2. 樹木葬も個人のお墓
- 1.9. 樹木葬でも名前は残せるの?
- 1.9.1. 樹木葬も立派なお墓
- 1.9.2. 案内板で場所を確認
- 1.10. 桜下庭園樹木葬のいいところ・・・参事村上の主観
- 1.11. ペットと一緒に入る樹木葬
- 1.11.1. ペットのための獣塚
- 1.12. 浄土宗寺院ではペットもOK?
- 1.12.1. 浄土宗はペット許可
- 1.12.2. できれば、ずっと一緒に
樹木葬を深堀します
樹木葬て何なの?
墓標が樹木
「お骨収め」のページで前述したように、樹木葬とは、樹木を墓標にした葬送です。手を合わせて、拝む目印が樹木なんです。墓標は石とは限っていません。樹木葬とは、本来、遺骨を土に埋めて、その上に樹木を植樹する。そして、故人が墓標である樹木に生まれ変わる・・・そんな自然葬的なものでした。
桜の木の根元に埋葬
しかし、故人1人に木を植える事のできるような広い墓所は都市圏にはありません。また、埋葬は墓地埋葬法に基づいて、墓地申請が終わっている所しか、埋葬できません。庭があるから、そこに埋葬して、木を植える事はできないのです。そこで都市圏では、霊園にもとからある、樹木・花壇にお骨を埋める事から始まりました。霊園や寺墓地の中にある、桜の木の根元に、お骨を埋める事が広く知られました。
樹木葬の成り立ち
合祀墓?
じゃあ、樹木葬って、木の下に埋めるだけなの?当初は、そうでした。桜の木のある花壇に、お骨を入れる穴を開けて、そこに遺骨をザラザラと入れる。土をかぶせて、墓標が桜の木ですよ。お骨が埋葬されたのは、この辺?名前を残すプレートもなかったんですね。当初は、桜の木を墓標とした、まさに合祀墓と同じでした。
樹木葬の進化
樹木葬でも夫婦は一緒
しかし、メモリアル公園が樹木葬に取り掛かる時、「やはり、夫婦は同じ墓に入りますよね」・・・だから、2人が一緒に入れる石棺が要ります。そんなコンセプトで、2人(夫婦)の桜下庭園樹木葬が考えられました
樹木葬でも2人一緒に入れるように
桜下庭園樹木葬は、大前提が2人一緒に入ろうね。そんな樹木葬です。なので2人一緒に入れる納骨棺があります。桜下庭園樹木葬がこだわった、最も大事な所です。
故人の名前を残す
「せめて故人が生きてきた証に名前を記したい」・・・そんなお客様からの希望があって、桜下庭園樹木葬が生まれました。桜下庭園樹木葬は芝生エリアに、2人が一緒に納まる納骨棺(カロート)があって、その上に、名前を残せる石のプレートがあって、そこに名前を刻む事ができます。
樹木葬が人気
程度も様々
他の霊園でも樹木葬ができてきました。程度も様々です。未だに名前のプレートもない樹木葬もあります。また、合祀の形式もあります。草花の全くない石材と砂利の樹木葬もあります。また高級な樹木葬は立派な石を使って、周りを一年草で色鮮やかに飾るところもあります。
プレート葬
もはや「樹木葬」という言葉が独り歩きして、プレート葬が樹木葬と思われてる節があります。もともとが、ここ10年で増えた葬送ですので、基準も何もありません。
樹木葬=永代供養のお墓?
全ての樹木葬は永代供養じゃない
メモリアル公園の桜下庭園樹木葬は永代供養のついた樹木葬です。いつも説明するのですが、日本中の樹木葬の全てが永代供養墓ではありません。もともと、永代供養というのは、寺がお客様に代わって、お勤めをします。ですから寺の仕事です。永代供養のお経があがる事が約束です
お寺の樹木葬は永代供養墓
永代供養のお経が約束されたお墓の事を永代供養墓といいます。寺院内の樹木葬であれば、大半が永代供養墓と考えられます。読経の仕方などは、各寺院の仕方で違います。京都天が瀬メモリアル公園の永代供養墓・桜下庭園樹木葬は樹木葬のエリアで、年に4回の永代供養のお勤めがあります。
民間の霊園墓地の樹木葬は?
永代供養は管理者次第
これは、その霊園墓地を管理されている母体に寄ります。資本は民間でも、ちゃんと、お勤めされる霊園墓地もあります。しかし、霊園の場合、お寺様にお願いする事にお布施が必要となります。なので、あまり、前向きではないです。だから、成約前の説明では、供養の写真を見せられますが、実際は年に1回の読経だけ、そんな供養の仕方もあります。
管理費が必要な樹木葬?
桜下庭園樹木葬は管理費不要
京都天が瀬メモリアル公園の桜下庭園樹木葬は管理費が徴収されません。従来からの家族のお墓は管理費が必ず徴収されます。しかし、樹木葬の管理費は代々墓の半分ぐらいでしょうか?
一般的な樹木葬は管理費が必要
民間の霊園墓地内の樹木葬は管理費が徴収されます。また。寺院内の樹木葬でも、小さいタイプの樹木葬は管理費が不要ですが、複数名の納骨予定の樹木葬は管理費がかかります。また、植栽費や護持会費という名目で、金銭がかかるとこともあります。樹木葬といえども、納骨がある以上、管理者からの管理費の請求は仕方がない事でしょうか。
樹木葬は個別石棺?
当初の樹木葬は埋めるだけ
京都天が瀬メモリアル公園の桜下庭園樹木葬は、完全な個別石棺です。他のご家族様と同じお墓ではありません。当初の樹木葬は、木の下に、穴を開けて、お骨を埋葬するだけでした。しかし、直近に公開されている樹木葬は全て納骨棺があります。これもお客様の声から、変わって来たものです。
樹木葬も個人のお墓
個別石棺のない樹木葬は、合祀墓と同じです。仮に、改装などで、遺骨を取り出す場合、故人を特定できない事が起こります。それ以上に、お身内様の遺骨が他人様とごちゃまぜになる事を嫌う方も多いです。樹木葬も、個人のお墓として、認識された結果と思います。
樹木葬でも名前は残せるの?
樹木葬も立派なお墓
京都天が瀬メモリアル公園の桜下庭園樹木葬には、名前を残せるプレートが用意されています。初期の樹木葬は仕方がないとしても、近年は名前を残せる樹木葬がメインとなっています。
案内板で場所を確認
しかし程度も様々で、埋葬した場所が特定できない樹木葬もあります。墓所の横に、個人の墓所を特定できるような、案内板があるところもあります。名前が残りますが、どこに手を合わせるでしょうか。名前を記したプレートがあって、その下に故人が埋葬されていて、遺族の方は手を合わせる事ができると思います。
桜下庭園樹木葬のいいところ・・・参事村上の主観
- 大きな石材を使わないので、比較的、低額。
- 従来のような石塔が無いので、地震での倒壊がない
- 地面(芝生・花壇)に設置されるので、威圧感がない
- 隣と同じ大きさ・企画なので、遜色がない。お墓の現場では、隣を気にされる方が多い
- シンプルな構造で、損傷が少ない
- 生前で、自分の場所を決める事ができる
- 管理費不要で、生前で契約しても損がない
- お墓の後継者が要らない 桜下庭園樹木葬が解決した事もたくさんあります
- 一緒に納められる2人の関係の問題。同葬の2人は夫婦とは限りません。従来から、お墓は寺の管理下にあったので、戸籍上の夫婦しか一緒に入れませんでした。しかし、桜下庭園樹木葬は2人の関係が問われないので、愛人同士でも大丈夫です
- 後妻様の問題。これも桜下庭園樹木葬が解決した大きな問題です。一般的には、先妻様が亡くなられたら、必ずご主人様のお墓に入られます。しかし、年月が過ぎ、後妻様をもらわれた時、後妻様は絶対に、先妻の入っているお墓には入られませんし、墓参りもされません。現場では、再婚されたご主人様から、お礼の言葉を頂きます
- おひとり様の生前墓。近年、おひとり様が増えています。おひとり様は、全て、自分で決めて、縁者様に迷惑をかけたくない、そんな思いが強いようです。お墓も同じです。自分だけのお墓を元気なうちに決めておく。自分が亡くなった時、お墓の事で人に迷惑をかけたくないですね
- 夫婦別々のお墓。昔から偕老同穴といわれ、夫婦は仲良く同じ墓に入るもの。そんな教えがありました。しかし、全ての夫婦が仲がいいとは限りません。死んでまで、一緒にいるのはイヤ!せめてお墓は別々に。そんなご夫婦は、25万円のお墓を2つ並べて、求められます。
ペットと一緒に入る樹木葬
ペットのための獣塚
近年のペットブームで、ペットは家族同然。お墓も一緒。そんなご家庭が増えました。もともと、仏教では、人間界と畜生道は違う、極楽浄土へ行けるのは人間だけ。そんな教えがあります。だから、お寺の墓地の中には、必ず、獣塚という、動物だけを祀るお墓があります。ペットの遺骨をお墓に入れて頂けられるお寺もあります。でも、可愛いペットには、お経をあげて頂けるようです。塔婆がたくさん、立っています。
浄土宗寺院ではペットもOK?
浄土宗はペット許可
浄土宗の寺院では近年、お墓にはペットと一緒に入ってもよいとされています。しかし、はじめは一緒でも、お墓が処分される時に、人骨と同じ墓に納められたペットの遺骨は、必ず取り除かれます。取り除いた、ペットの遺骨は獣塚に、先祖の遺骨は永代供養の合祀のお墓に入ります。ほんと寂しいものです。
できれば、ずっと一緒に
人生の中で、ペットが一緒にいてくれた間は、心穏やかなものでした。できれば、永遠に、この子たちと一緒に、お墓に入りたいものです。墓地埋葬法では、副葬品についての条文があります。でも、ペットと一緒に入れるお墓、実現できそうです。ぜひ、問合せして下さい。
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