- 1. 墓石販売の現場
- 1.1. はじめてのお墓を求める方へ
- 1.1.1. お悔み営業
- 1.2. お客様の声
- 1.3. お墓の考え方のヒント
- 1.3.1. 墓守は長男の仕事
- 1.3.2. 長男の転勤
- 2. お参りの考え方
- 2.1. 供養の現場が仏壇からお墓に
- 2.1.1. 気持ちのいいお墓参り
- 3. 家族墓から永代供養墓
- 3.1. 納骨予定者をどこまで考えるか?
- 3.2. 納骨予定者の決定
- 3.2.1. 家系図の必要性
- 4. お墓の代金
- 4.1. ①お墓にかかる費用について詳しく(一般的な話)
- 4.1.1. 墓所代金(永代使用料)
- 4.2. ②お墓にかかる費用について詳しく
- 4.2.1. 墓石代金
- 4.2.2. 加工によって変わる
- 4.3. ③お墓にかかる費用について詳しく
- 4.3.1. 管理費・護持会費・植栽費
- 4.3.2. 管理費を支払っている方が安心
- 4.4. 村墓地・共同墓地は草むしり必須
- 4.4.1. 草むしりという共同作業
- 5. 永代供養墓の人気の秘密
- 5.1. 立派なお墓が立派な供養でした
- 5.2. 高価な墓は不要・後継者不要
- 5.3. 形状も様々
- 6. 一番安心できる墓地探し
- 6.1. 安心の順番(大本山墓地>公営墓地>寺院墓地>民間墓地>共同墓地)
- 6.1.1. 霊園・墓地を運営している母体をしっかり知る
- 6.1.2. 公営墓地はまず、安心
- 6.1.3. 大本山直轄の墓地も安心
- 6.1.4. 民間資本の大型墓地
- 6.1.5. 共同墓地は公共事業で移動する事も
- 6.2. 納骨堂は、駅に近い所が安心
- 6.3. 樹木葬は、寺院管理であれば、安心
- 7. 全ては現場の担当者の説明から
- 7.1. 手順は資料請求から
- 7.2. 担当者からの説明
- 7.3. 石材の話より供養の話
墓石販売の現場
はじめてのお墓を求める方へ
はじめて、お墓を求められる方へ、現場でのお客様の声をお届けします。
お悔み営業
家の主人が亡くなって、家にお墓がない場合、お墓探しが始まります。葬儀が終わって、大変な時に、石材店からは、お墓要りませんか?いい所、案内しますよ。そんな電話がかかってきます。お悔み営業と言って、昔からある石材店の営業手法です。
お客様の声
- 石材店の営業さんに、いろんなお墓を案内してもらいましたが、大きなお墓しか案内してもらえませんでした
- 墓石の事は、いろいろと説明してもらったけど、後、供養の仕方はどうするの?
- お寺様とどう付き合えばいいの?お布施もいるんでしょう
- たくさんの墓地、見せてもらったけど、違いがわからない・・・など、なかなか意中のお墓に巡り合えません
- 駅から近くて便利だけれど、環境が最悪。市内だから仕方がないけど
- 居住地の近くに、ちょうど空いた所がありますが、一度、使ってるお墓でしょ
- 大きなお墓なんか、もう要らない。両親2人の小さいお墓で十分
お墓の考え方のヒント
墓守は長男の仕事
代々のお墓に、みんなが入れない事も、よくあります。家族代々のお墓は長男筋が守ります。娘様しかいないご家庭では、お墓を守りにくいです。お嬢様が長男と結婚されたら、ご主人の家系の墓と自分の家のお墓の、2つを守る事になります。
長男の転勤
田舎に墓があり、墓参りが大変な場合、居住地の近くにお墓を求められます。転勤を余儀なくされる事もあり、長男だから、地元に居るとは限らないんです。そんな時代に、家族の立派な墓を建立するのは、どうなんでしょうか。
お参りの考え方
供養の現場が仏壇からお墓に
先祖供養はもともと、仏壇が主流でした。しかし、近年は、仏壇を求めないおうちも増えました。そうなると、先祖供養は遺骨が納まっている、お墓が相応しいです。先祖を敬い、供養する気持ちは、昔から変わりません。場所が変わったのです。
気持ちのいいお墓参り
先祖供養の場所がお墓になるのであれば、参って気持ちのいい所がいいですね。家族が嫌がらない墓地が絶対にいいです。薄暗い墓地には子供達も来ないです。子供達も気持ちよくお参りできる所がいいです。
家族墓から永代供養墓
納骨予定者をどこまで考えるか?
家族が守る大きなお墓からコンパクトな永代供養墓に移りつつあります。従来の大きなお墓は、必ず、お墓を守る人(承継者)がいますから、お墓に入る人を今すぐ決めなくてもいいのです。承継者の許可があれば、誰でも入れます
納骨予定者の決定
永代供養墓になると話が変わります。納骨予定者を考える必要があります。お墓を求める前に、自分達の家系で、お墓を守っていけるか?考えて見てください。子供様がおられないおうちは、代々のお墓は厳しいと思います。
家系図の必要性
家系を見直す事、大事です。天が瀬メモリアル公園では、見学時に、家系図を書いてみて、納骨・供養を考えます。子供はいるが、孫ができない。娘しかいない。そんなおうちに、家族が守っていくお墓???。お求めは自由ですが、次の世代を考えて、お墓を考えましょう。
お墓の代金
①お墓にかかる費用について詳しく(一般的な話)
墓所代金(永代使用料)
墓所(永代使用料)については、様々です。都市圏の有名墓地は1聖地(90cm×90cm)の永代使用料で数百万円です。京都にある大本山墓地も、1聖地は数百万円します。民間の石材店が主催している霊園では、おおよそ、30~100万円でょうか?地域にある村墓地の場合、永代使用料の不要な所もあります。
②お墓にかかる費用について詳しく
墓石代金
墓石については、地域差はあまりありません。国産最高級の庵治石・大島石・その地域特産の石はやはり高額です。また、中国などからの外材は廉価で販売されています。墓石代金は大きさによって金額が変わります。
加工によって変わる
加工の違いによっても、変わる事もあります。装飾の部材によって、金額も変わります。墓石の一番、上にある石(仏石)には、彫刻費用が加算されます。仏石と上台の間に、蓮華という台座を要れる事があります。ハスの花を模したデザインです。加工費が高いです。
③お墓にかかる費用について詳しく
管理費・護持会費・植栽費
建墓以降にかかる費用は管理費です。管理費は0円から3万(年)と、様々な金額があります。寺院墓地の管理費は高いです。しかし、墓地の清掃料・維持費も含まれます。お寺のお墓は、目が行き届いているので、いつもきれいで、村墓地とは違う雰囲気があります。
管理費を支払っている方が安心
墓地が、災害にあった場合、管理費を払っている墓地の場合、必ず責任もって、対処されます。しかし、管理費を取っていない墓地は、災害にあった時直すのは石材店ですが、利用者様に請求が行きます。管理費のかかる墓地の方が、大きな災難にあった時、安心ではあります。
村墓地・共同墓地は草むしり必須
草むしりという共同作業
村墓地・地域の共同墓地も管理費はかかりません。しかし、共同作業が義務付けられます。夏場の草むしりです。草むしりを経験された親御さんは、従来からのお墓は、避けられる傾向があります。お墓を持つことで子供様に同じ苦労をさせたくない。そんなお気持ちです。
永代供養墓の人気の秘密
立派なお墓が立派な供養でした
お墓は高額の石材を使って、大きくて立派なお墓を建立する事が、立派な供養と言われてきました。先祖のために、高額の墓所を求めて、高額の石材を使って、立派なお墓を建立できる方にとって、価値のある事です。
高価な墓は不要・後継者不要
しかし、近年は、高価なお墓は不要という価値観も増えています。また、子供が墓を守れないとか、親の気持ちで子供にお墓の事で苦労させたくない。そんな危惧がでており、後継者の要らない、永代供養墓に人気が集まっています。
形状も様々
永代供養墓もさまざまです。従来からのお墓の形をしていたり、樹木葬であったり、合祀墓であったりします。しかし、共通項は、後継者の要らない、管理費の要らない、永代供養の読経の約束されたお墓の事です。子供がいてもいなくても安心。だから人気があるのです。
一番安心できる墓地探し
安心の順番(大本山墓地>公営墓地>寺院墓地>民間墓地>共同墓地)
霊園・墓地を運営している母体をしっかり知る
近年は、お墓の仕様も、多岐にわたります。家族代々のお墓・樹木葬・納骨堂・合祀永代供養墓・個別の永代供養墓、しかし、一番大事に思う事は、その霊園・墓地を運営している母体をしっかり知る事です。たとえ、素晴らしいお墓でも、その運営者が倒れれば、管理が大変悪くなります。
公営墓地はまず、安心
最も安心できるのは公営墓地です。自治体によって運営されていますので、市が破綻しない限り、サービスは維持されます。京都市のように、破綻の可能性が出れば、お墓どころではありません(2024年現在、破綻の話は消滅のようです)
大本山直轄の墓地も安心
大きな安心感は、大本山直轄の墓地です。まず、破綻はありません。檀家様の少ない末寺様のお墓は、少し、心配です。廃寺の可能性もあります。
民間資本の大型墓地
規模の大きい、民間資本の霊園は安心です。運営者の財務状況によりますが、1000基からは2000基、2000基より3000基と、墓所数の多い方が安心です。
共同墓地は公共事業で移動する事も
村墓地・共同墓地も少し不安があります。安くて、地域の墓地なので楽なのですが、管理が不安です。また、公共事業で移転の可能性もあります
納骨堂は、駅に近い所が安心
納骨堂は、駅に近い所が安心できます。人気が出ます。管理費も安定的に支払われますので、経営が安定します。近年は、納骨堂も自動搬送システムといって、ボタン一つで、遺骨を厨子から出して、墓参ブースで手を合わせる事ができます。人気のある納骨堂はほんと安心できます。
樹木葬は、寺院管理であれば、安心
樹木葬は、寺院管理であれば、安心です。それと規模の大きさ。最近、郊外の民営の大型墓地が樹木葬を始めています。もともと、樹木葬は多くの石材を使わないので、あまり前向きではないのです。集客だけのために作られています。集客だけの樹木葬も少し不安です。
全ては現場の担当者の説明から
ここでは、見ただけでは判らない、霊園墓地の運営者という観点からも、安心できるお墓の選び方を説明しています。
手順は資料請求から
まず、お墓のポータルサイトへアクセスして、多くの資料を取り寄せましょう。連絡先を公開せずに、連絡不要としておきましょう。比較検討して、興味のわいた所を見学の手配をします。いきなり言っても、誰もいません。特に寺墓地は入れません。
担当者からの説明
お墓は見ただけでは判りません。そこで大事な事、担当者がどこまで説明してくれるかです。見た目でわかる事しか話さない職員も多いです。石材の事より、気に入った納骨施設で、どのようなお供養がなされるかが大事です。
石材の話より供養の話
石材店によっては、自分都合の霊園墓地へ引っ張りたい意向が顕著に見られます。石材店は、後々のお供養の事は一切、話をしないです。なので、資料を集めて、選択肢をたくさん持って、説明を聞きましょう。そして、「後々のお供養も安心できる」、環境も「ここならいいな」と思えるところが、あなたに一番相応しいお墓です。
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