お墓を買う時、宗派不問?素朴な疑問に答えます。その2。よく霊園の広告に「宗旨・宗派不問」とか書いてありますね。何の事でしょうか?

もともと、お墓は、宗教法人(お寺)が管理・運営をするところと、昔からその生活圏にある「村墓地」と呼ばれる、宗教とは全く無縁の墓地の2つが主流でした。宗教法人には、必ず、宗旨・宗派があります。簡単に言うと、宗旨は大きく、神道・仏教・キリスト教・・・のように、大きな分類です。宗派は、その宗旨の中の派閥と考えて下さい。在来仏教は大きく、浄土真宗・浄土宗・日蓮宗・真言宗・臨済宗・曹洞宗・黄檗宗・・・などがあります。だから、お寺のお墓の場合、そこにお墓を求めると、その宗派の教えを受戒する事が必要だったんです。もともと、お寺のお墓を求める事は、入山といって、檀家になる事を言います。宗派を改める・・・改宗が必要でした。しかし、戦後、大型霊園や公営墓地ができてきて、お墓の運営の主体が、寺から、民間の墓地経営者に移りました。そこの宣伝文句が「宗旨・宗派問わず」です。どんな宗教でも入れますよ。また、無宗教の方も受け入れますよ。そんな事です。無信心の方には、ありがたい話ですね。お寺と縁を作らなくても、お墓が持てるんですね。ですから、民間墓地は、石材店の努力によって、大きくて立派な墓石がよく売れました。しかし、この近年は、お墓は永代供養墓に人気があるので、お寺の墓地に、人気が集まっています。

京都天が瀬メモリアル公園 光明寺参事村上が、お墓の事・供養の事・葬儀・終活と案内しています。