2人のお墓、一緒に入るのは愛人同士でもOK?

天ヶ瀬メモリアル公園には、2人が一緒に入れる樹木葬があります。
お墓って、もともと、長男さんが両親の墓を建てて、自分たち夫婦も入る、その夫婦の長男と嫁も入る・・・そんな感じで一子相伝のものだったんですね

だから、子供ができなかった、娘しかできなかった、そんなおうちは、家族代々のお墓を求めるのは厳しかったんですね。お嬢様だけのおうちが、家族のお墓を求めれば、いつか、嫁いだお嬢様がお墓を守る。死んだら、娘の子供(長男)が後を見る。そうなると、この子は父親と母親の2つの筋のお墓を面倒見る事になります

少子化の現在では、難しい事も起こります
そんな、時代を反映して、2人のお墓ができたんです。夫婦だけのお墓。とっても楽です。だから、ほんと多くのご夫婦がお求めになられました。

 

でも、この2人の樹木葬は、一緒に入る方の関係を問われません。基本はご夫婦が多いですが、中には、兄弟・母と娘・友人と・・・。中でも、多かったのが内縁の2人です。俗にいう愛人です。

お墓は必ず家系図を置いて、祀り方を考えます。でも、その家系図に載る事のない関係が愛人関係です。家系図に載らない2人のお墓は、寺の合祀のお墓しかなかったんですね。これは、まったく、知らない方と一緒の供養塔に入るわけです。ましてや、愛人関係のお2人に、家族代々のお墓を建ててもらっても、誰が守ってくれるのでしょうか?今までのお墓の考え方では、愛人が一緒に入る。それはタブーだったんですね。好きになった二人が入れるお墓はなかったんです。でも、当園が、2人だけのお墓を作った時、ほんと多くのお2人が、来園されました。それも遠方から、わざわざ、来ていただきました。

結果、多くのお2人様に喜んでもらい、安心を提供できました。今まで、誰もできなかった供養の仕方を案内しています。これも、善行と思います。仏教の教えでは、夫婦円満、偕老同穴を言います。でも、世間には、夫婦以上に愛し合っている2人がいます。そんな2人のために、桜下庭園樹木葬は、相応しいと思います。