和風墓の耐震加工:京都天が瀬メモリアル公園

耐震加工

和風墓石の耐震加工

この写真は、和風墓石の耐震加工です。仏石と上台の間に、ステンレスの芯が入ります。この作業で和風墓石が数段、揺れに強くなります。詳しいデータはありませんが、お墓の仕事に真摯に向き合っておられる石材店は、お勧めされます。墓石は普通でも、簡単に倒れるものではありません。しかし、東北の震災などで、墓石がなぎ倒されている映像を見た時、この作業の価値が上がります。加工費用は数万円です。それで、末代までの安心が買えるのあれば、安いものです。でも、大きな揺れに弱い事は仕方がありません。お墓は揺れると、割れる事もあります。その点、洋風のお墓はずんぐりむっくりで、全体も低いので、倒れる確率も低いです。日本が地震国である以上、仕方がない事です。

近年、お墓は石材店が販売してきました。お寺は墓地の使用権は売りますが、墓石は売れないのです。墓石を売って利益を上げると営利目的になるんです。ですから、墓石は石材店の独占販売でした。ですから、大きさ・立派さ・美しさなどを競うようになりました。大きくて立派なお墓は家族繁栄の証ですね。お墓は、家が末代まで栄える事を願って建立されます。そんな意味があるんですね。だから、なおさら、地震ごときでこけてもらっては困るんですね。でも、この耐震加工が、必ず倒壊からお墓を守るとは限りません。

京都天が瀬メモリアル公園 光明寺参事 村上