誰も認めてくれない。だからいなくてもいいんだ。

宗教法人参事・終活カウンセラー・相続診断士のブログ

誰も認めてくれない。だからいなくてもいいんだ。

村上のスクラップから

家で仕事をしてました
この時とばかりに、撮り溜めしておいて録画を見ました
近年、若干の宗教心が出てきた村上ですが、宗教のテーマの録画がありました

ノートルダム清心学園 理事長の渡辺和子様のお話がありました
シスターでは有名な方です。多くの著書があります
もう、お亡くなりになっています

渡辺和子

ネット上の画像をお借りしました。
不都合であれば落としますので連絡下さい

著書もたくさんあります
【引用】・・・ウィキペディアより
『信じる「愛」を持っていますか』
『心に愛がなければ』
『現代の忘れもの』
『愛をこめて生きる』
『愛することは許されること』
『目に見えないけれど大切なもの』
『愛と励ましの言葉366日』
『忘れかけていた大切なこと』
『「ひと」として大切なこと』
『人間としてどう生きるか』
『愛と祈りで子どもは育つ』
『美しい人に』
『幸せのありか』
『置かれた場所で咲きなさい』
『スミレのように踏まれて香る』
『人をそだてる』
『面倒だから、しよう』
『幸せはあなたの心が決める』
『どんな時でも人は笑顔になれる』
『あなたはそのままで愛されている』
『あなただけの人生をどう生きるか』

テレビ番組を録画してあるのがあって、
仕事に行く気がなかった事もあって、何気なく、ビデオを見てました

ざっくりいうと・・・

教え子の一人が先生に悩みを打ち明けたそうです

「誰も、私を認めてくれない」
「だから私なんかいなくてもいいんだ」
「死んだほうがましだ」

腕にはリストカットの後があるようです

齢65を超えた村上には、「何、ゆうとんね」
「世の中、そんなもんじゃ・・・」と心で思いました

しかし、京都天が瀬メモリアル公園には、一人用のお墓があります
そんなお墓に、同じような状況の子供さんが祀られています
村上が担当しましたが・・・

次の瞬間、人の心の悩みは深い・・・・・・・・・・
供養の現場にいて、人の悩みに、寄り添わなくては・・・・
そんな事、思い直して、ビデオを見直しました

ビデオの中で、
渡辺和子シスターが

「じゃあ、私があなたを認めます」
「あなたのいる事をいつも私が認めてます」

そんな、お言葉を伝えられて、そのお嬢さんは救われたそうです

えぇ~。そんな簡単な事で立ち直れるんですか???

そうなんですね
供養の現場にいても、言葉って大事やと思います

その教え子さん、卒業後に結婚もされて
子供さんにも恵まれて、幸せな家庭を築かれているようです

カップル
カップル

優れた宗教家は一言で、人を救えるんですね

村上は、もともと、仏教徒で、両親は熱心な門徒(浄土真宗の信者)でした
祖父母の月命日には、月参りされたご住職がよくお話をされてました
小さいながらも、いつも、その席にいて、よく、ほめてもらいました
ご住職のお話は理解できなかったと思いますが・・・・
そのご住職の穏やかなお顔を見ている事が楽しかったんでしょう(母談)
でも、心穏やかに、話を聞いていた記憶があります

いつも思います。
人間て、第三者に認めてもわないと生きられないものなんですね

難しく言えば、承認欲求なのでしょうか

でも、優れた宗教家の言葉って、ほんと凄いと思います
宗教の本質って、この辺にあると思います

仏教でも、法要の後、お説法をされるご僧侶が減りました
読経されたら、たとえ、そのお経の一説でも、説明をしてほしいと思います
お経は釈迦の教えを伝えるものと教わりました
ならば、お経の一行が、何を伝えているのか、知りたいものです
こんなブログを書くと、ご僧侶から、非難轟轟でしょうか?

でも、仕事に行きたくない日は、こんな事をしてもいいですね