平生業成とは

 

真宗の勉強会で教わった事

自分なりに解釈して優しく書いてます。

浄土真宗は日本最大の仏教の宗派です。全国に約2万か寺以上のお寺があります。
浄土真宗は、親鸞聖人が唱えられた教えです。約800年前になります。

親鸞聖人の教えと説明されると、聖人1人が、全てを考え出した教えのように聞こえますが、そうではありません。
親鸞聖人はどんな時でも、次のように、お話をされていたそうです。
「自分の伝えていることは、決して、私が考えて、言い出した教えではない。
釈迦が広げられた仏教・教えを、自分も信じる。
その経験を、皆さんにも伝えているだけです・・・」。なかなか、重い言葉です。

親鸞聖人の教えといっても、仏教の根本的な教えに基づいているものです。
親鸞聖人は、仏教の大きな概念の一つを教えているのです。
浄土真宗とは、老若男女、貧富の差もなく、すべての民衆を差別なく、すべての人が救われるため、仏教の教えの神髄を、世間に伝えられたものだそうです。
なんか、幸せ仏教ですね。

平生業成

平生業成(へいぜいごうじょう)という言葉、聞く機会は少ないです。
でも、仏教の勉強会で、いつも取り上げられます。
真宗以外(日蓮・真言・禅宗など、他宗)では、聞かない言葉です。

宗旨の問題
宗旨の問題

親鸞聖人の教えの根本を、漢字四字で表したのがこの「平生業成」です。
浄土真宗の教えを一言でいう時、この4文字が全てを表します。
真宗のご僧侶のお説法では、聖人の教えの一枚しかない看板とよく言われます。
一枚看板とは、市中にある看板と同じで、商売人さんが、看板を出す時、その看板が商売の全てをそこから発信される内容が他にはない事を言います。

仏教の派閥は、たくさんありますが、「平生業成」を、教えているのは親鸞聖人だけです。
平生業成の平生(へいぜい)とは死んだ後ではありません。生きている今の事を言います。
また業(ごう)は、企業の業(なりわい)の字です。
仏教では「ぎょう」ではなく、「ごう」と読みます。人生の最も大事な仕事を、業(ごう)と言っています。
人生の最も大きな仕事といっても、歴史的な大きな事業ではありません。
あなたの人生の大事業であり、言い換えると人生の最大の目的です

人は何のために生まれてきたのか?なんの為に生きているのか?
苦しくともなぜ生きなければならないのか・・・これを知る事が、人生の目的です。(ちょっと、難しい)。
この最も大事な人生の大きな仕事を「業」の1文字で表しています。
最後の「成」とは、達成する・仕事を完成するという意味です。
平生(現在ただ今)に、人生の大きな事業である、人生の目的を知る事、これが「業成」ですね。

絶対の幸福

仏教の教えに「絶対の幸福」という事が、よく出てきます。
現在ただ今、絶対の幸福を享受できる。これが、「平生業成」です。
他の宗派の教えのように、死んでから、なんとかではありません。

現在ただ今、生きている今でも、幸福になれる。
そんな、約束を明らかにされたのが親鸞聖人です。
いつ死んでも極楽往生間違いない。

他の宗派が、座禅・修練といった、肉体的な拘束によって、悟りを開くとか言います。
真宗は、そんな教えをしません。
苦行をしなくても、悟りを開く修行をしなくても、絶対の幸福は、約束されています。
・・・いわんや、悪人も・・・。
この悪人とは、煩悩具足の凡夫と言われています
みんなが極楽往生しますよと、明言しています。

もともと、性善説・性悪説は儒教の教えです。
でも、親鸞聖人は、そこには触れていないです。
全てに、絶対的な幸福を約束。
それも生きている間にできるよ、、、と唱えたのが親鸞聖人です。
・・・ですから、浄土真宗は日本中に信徒を増やしたのです。

葬式仏教ではなく、本来の仏教

永代供養
墓檀家様に永代供養

私たちは仏教徒ではありますが、その教えを聞く機会があまりに少ないのです。
また仏教寺院の活動が、葬式や故人の供養に関わる事ばかりです。
日本の仏教が葬式仏教と言われてる事は、ほんと、寂しく、辛い事です。
私たちは、普段から、仏法に触れる機会は、ほんと少ないです。
できれば、在来仏教の仏法に触れたいものです。
この仏法に触れる事で、心、穏やかになれば、幸せな事と、確信しています。