永代供養にしたい!費用はどのくらいかかる?
【問合せ】・・・墓じまいをする予定です
墓じまいをする予定です
先日、問合せしたら、お墓から出した遺骨を祀るのはどうしますか
お寺から永代供養が要りますと言われました
永代供養っていくらですか
もともと、永代供養って本当に要るんですか
【ご案内】・・・永代供養と追善供養
【ご案内】
永代供養については、最も多い質問です
みなさん、悩みは同じですね
永代供養と追善供養を比べてみれば、理解が進むと思います
永代供養とは寺が遺族に代わって故人を供養する事をいいます
何か、他人任せですね
その点、追善供養は主体と目的がはっきりしています
![追善供養](https://www.memorial-park.jp/wp-content/uploads/2021/04/DSCN2244-1024x768.jpg)
例えば、奥様が、先に逝ったご主人のために読経を頂いて、供養をします
忌日供養・年忌供養などが追善供養です
また、お寺が主催される、祥月命日講などがそれに当たります
本来のお供養の価値とは、誰が、誰のために供養するかです
和風のお墓に長いお経の書いた木の板が供えてあるのを見かけた事はありませんか?
卒塔婆というものです。浄土真宗では使いません。
![お墓について](https://www.memorial-park.jp/wp-content/uploads/2022/07/DSC00039-600x450-1.jpg)
卒塔婆には、為●●・・・と書かれます。例えば、為●●家、為●●一周忌とか
この「為書き」が、大事と言われています
追善供養とは生きている人が行う善行を持って、亡くなった人の善行になる
・・・こんな教えがあります
それがまた自分に戻ってくるという考え方です。
月命日・1年・3年・7年とお参りして頂いて、追善供養をしてください
その方が、ご先祖様にも、あなた自身にもいいと思います
もともと永代供養とは寺院が継続的な読経をするために、考え出された供養と言われています
現代では、永代供養の意味が、全く違うものとして出てきています
永代供養の形は様々
永代供養の形は様々です
墓じまいした遺骨を合祀墓に入れて供養する場合
遺骨は合祀して、位牌を作り、位牌堂で祀る場合
個別の永代供養墓に移して、個別に祀る場合・・・すべて料金がちがいます
![](https://www.memorial-park.jp/wp-content/uploads/2022/11/DSC00012-1024x768.jpg)
永代供養墓への合祀納骨であれば、京都地域のお寺様で、5万円からあります。
同じ、合祀墓への納骨であっても、石の位牌を作ると30万円
名前を記すという供養に価値があります
また、故人様の名前をあげて、供養してもらう場合は10万円以上です。
ほんと、永代供養の料金は、やり方によって様々です
このように、お寺に任せて供養してもらうわけですが、
一方では永代供養の考えを否定する方もおられます
本来、故人を祀るのは遺族であって、寺ではないのです。
また、市中には寺でもないのに、永代供養のお墓と称して販売されている墓もあります
「永代供養」という言葉さえつけば、お客様は安心されますね
でも、ほんとに読経が上がっているかは定かではありません
![墓前読経](https://www.memorial-park.jp/wp-content/uploads/2020/03/DSCN2080-1024x768.jpg)
永代供養墓とは本来、永代供養のお経が上がるお墓という意味です
しかし、近年、本来の意味から離れて・・・・、
管理費の要らない、承継者の要らない、楽なお墓、そんな意味合いで説明されています
ただ、墓じまいをすると、納まっている先祖の遺骨をどうするか?
出した遺骨は捨てるわけにはいきません
そんな時、お寺の永代供養墓は重宝します
墓じまいして、出した遺骨のお祀りには、大きな出費は不要と思います。
いくつか市中を廻っていただいて、安心して預けられるところを探して下さい