利他業と我利我利亡者の話

仏教の教え

利他業(りたごう)とは

利他業(りたごう)とは、仏教における「利他」の教えを実践することです。
自分自身だけでなく、向かいの幸福も追求することを指します。
他人の利益と置き換えてもいいと思います

利他業は他人の利益も考えるという事。また、その行為の事もさします。

結果、これらの行為は、周りも幸福にすることができるとされています。
利他業を実践する事、自分自身が幸福を感じるだけでなく、他人の幸福にも貢献することができます。

利他業は仏教の重要な教えの一つであり、自分自身の成長や精神的な成長にも繋がるとされています。

我利我利亡者とは

その反対、我利我利亡者とは

我利我利・・・わが利益、わが利益と考える事を言います

「我利我利亡者」は、仏教における「我欲を捨てて他を利することが大切」という教えの一つです。

わが利益だけを考えて行動する輩を揶揄する言葉でもあります

永代使用料
永代使用料

本来、この教えは、自己中心的な思考や欲望にとらわれず、自分自身だけではなく反対を思いやる心を持つことが重要であるということを示しています。

この教えは、仏教の「四谛」の一つである「苦棄」に基づいています。

仏教の「四谛」とは

仏教の「四棄(している)」とは、人生における問い(苦棄)、今後の原因(集断)、問題からの解放(滅却)、そしてそのための修行方法(道断)の四つの教えです。
つまり、人生に置いて、避けて通れない事を受け入れ、その原因を知る。
そして、そこから解放するための方法を実践することが重要であるという教えです。

老人
老人

仏教を学ぶ事はお経をあげるだけではありません

村上の主観

仏教を学ぶ事はお経をあげるだけではありません
仏教の根本思想に触れ、実践する事です

写経・般若心経
写経・般若心経

他の宗教は一神教と言って、キリスト教・ユダヤ経など、神に救いを求める事です

その点、仏教は人生哲学の一つである思います

仏教の教え「四苦八苦」もそうです。一般的に、四苦八苦してというと大変苦労して・・・という意味になりますが
もともと仏教用語で、人生において必ず誰しもが直面する問いかけや苦難を表す言葉です。

このブログでは、少しずつ、仏教の教えに触れていきたいと思います